泡7追加情報

our_bubble_hour2009-02-28


来週3/8に開催しますOur Bubble Hourですが、ちょっと変わった趣向でお送りいたします。


ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、今回ご出演頂く青山政史さんはミュージシャンとは別の美術家としての一面も持っておられます。
それは幾度も個展を開かれている絵画であったり、映像作品であったり、時にはプロダクトデザインであったりします。
泡7ではその中でも特に絵画に焦点を当て、青山さんのご協力の下、数点展示をさせて頂くことになりました。


過去開催された泡の半数はloop-lineにて行われていますが、ギャラリーとしての側面を生かせていたとは言い難く、またその方法を模索してもいました。
今回ようやくそれがかなうことをうれしく思ってもいます。
私自身氏の絵画作品を直に見るのは初めてなので非常に楽しみでなりません。


当日はせっかくの展示ですので開催時間の前半に思い切って時間を割いて、個展会場の趣でお送りしたいと思います。
その際、泡の誇るレジデントDJ runさんによるプレイも行われます。ラウンジDJとしての立ち位置でのロングセットになります。
ギャラリーカフェそのままのくつろいだ時間を過ごして頂けるかと思います。


青山さんの作品の雰囲気はなんとなしにお聞きしてはいますが、これはお楽しみにして頂けたらと思います。
当日会場にて関連ブックのご紹介なども予定しております。
もしかしたら初公開のエクスクルーシヴなものになるかも?


どうぞご期待下さい。

Our Bubble Hour vol.6

our_bubble_hour2008-12-13


2008.12.13 (sat)
@Special Colors(http://specialcolors.jp/)
Open/start 18:00
Charge 1,000yen +1drink order


LIVE:

◆Studio Pebre (from Holland)

オランダ・デンハーグフリーランス・アーティスト、そして多国籍インディロックバンドNiCad(www.myspace.com/nicadmusic)のメンバーとして活躍する二人、白石怜とRoberto Garretónがアカデミック音楽とポピュラー音楽を垣根なしに行き来できる場として5年前に立ち上げた特設ユニット。
”特設”なだけに、活動はオランダ事務業的にゆったりしてるが、今回、佐脇由佳里の加入により、活動が活性化する。

 白石怜プロフィール
 国立音楽大学音楽学学科卒業後、2002年よりオランダ、デンハーグでソノロジー(コンピュータ音楽、音響学)を学ぶ。デンハーグ王立音楽院ノロジー研究所とInterfacultyアートサイエンス科で修士号を取得した現在は、マルチメディアアンサンブル『ibitsu』と多国籍インディロックバンド『NiCad』で、アカデミックとポップ両分野で世界を舞台に活動をしている。
 また、インタラクティブメディアデザイナー/プログラマーとしても活躍。地元デンハーグのアートフェスティバルtodaysart(www.todaysart.nl)のチームに参加している。
 ウェブサイト:http://homepage.mac.com/sa_choco/


◆Twoth (PowerShovel Audio)
演奏、録音、サンプリング、編集、全て自分一人で行う、音楽教育的知識はなく、MPCによるサンプリング中心の音楽制作から創作を始める。いくつかのバンドを経て、twothとしてソロ活動を始め、あらゆるジャンルのムードや 一瞬を取り込んでコンパイルした、なんでもありの、でも何処にもないような音楽を作る。powershovel audioより1stアルバム”idly chips”をリリース。
ウェブサイト:http://powershovelaudio.com/album/psa006/
myspacehttp://www.myspace.com/twoth2


DJ’s:

run
DELA (CMFLG)
zu-hause


LIVE PAINT:

maro (zasso science)
ウェブサイト:http://zasso.ifdef.jp/
myspacehttp://www.myspace.com/marooer


* 毎回恒例、先着順に特製コンピレーションCDをプレゼントいたします。


新井薬師Special Colors
東京都中野区新井5-9-1 アーバンハイム津嶋地下
(ピンクの看板「新井薬師はりきゅう整骨院」の下)
03-6425-7830

google map
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%8C%BA%E6%96%B0%E4%BA%955-9-1(Special+Colors)&ie=UTF8&z=16&iwloc=addr&om=1

 ライヴペイントもやります。

our_bubble_hour2008-12-11


13日の泡にて急遽ライブペイントが加わりました。
ご登場頂くのは、泡1のフライヤーデザインをやって頂いたzasso scienceのメンバーでもある女性アーティストmaroさん。
現在zasso scienceの3人が揃う事がなかなか難しいこともあって、ソロで描いて頂くことになりました。

フライヤーやレコードジャケットなどのデザインもこなす彼女ですが、立体から平面、写真に至るまで実に幅広い表現を持った方で(新宿Shinjuku Spoken Words Slamの第1回に出場してたりもします)、美大にてアカデミックな部分も多分に吸収しつつも、その表現はどこかストリートの匂いがするものです。

彼女のmyspaceやzasso scienceのweb siteでその表現のほんの一部ですがご覧になれますのでぜひチェックしてみて下さいね。

 白石怜さん続報

早いもので来週12/13土曜日開催となりましたOur Bubble Hourですが、ご出演いただく白石怜さんのライヴセットの概要をお知らせ致します。
今回は様々な場で白石さんと活動を共にしているRoberto Garretón氏と、白石さんと同様にオランダ在住の音楽家、佐脇由佳里さんの3人で結成したバンド、" Studio Pebre "としてのご出演となります。

◆ STUDIO PEBRE (JP/CL)

オランダ・デンハーグフリーランス・アーティスト、そして多国籍インディロックバンドNiCad(www.myspace.com/nicadmusic)のメンバーとして活躍する二人、白石怜とRoberto Garretónがアカデミック音楽とポピュラー音楽を垣根なしに行き来できる場として5年前に立ち上げた特設ユニット。
”特設”なだけに、活動はオランダ事務業的にゆったりしてるが、今回、同じくオランダ在住の音楽家、佐脇由佳里の加入により、活動が活性化する。

また白石さんは自作楽器での演奏も数多く行われていて、transmedialeというFestival(award?)でアメリカ、メキシコ、ドイツにて、またInternational Computer Music Conferenceなどでも演奏されていて、世界を股にかけた活動をされています。
今回の来日でもいくつかの芸大などでその自作楽器の公開も予定されているようです。
youtubeにいくつか動画がUPされていますのでこの機会にご紹介させて頂きたいと思います。

"hystere" - 自作楽器"e-CLAMBONE"での演奏。


"timbron" - 自作楽器"timballoon"での演奏。


上記バンドメンバーRoberto Garretónさんの映像もありますので合わせてご紹介。

"feedbeats"

LIVEではその自作楽器を使用しての演奏もして頂けるとのことです。
どれかは来てのお楽しみです!

 郊外 / 山口晋似郎 [加筆修正版]

our_bubble_hour2008-10-26


先日の泡にてとても素晴らしい演奏をして頂いた山口晋似郎さん。
国内盤としては初となる彼の最新アルバム「郊外」が10月25日にcherry musicよりリリースされました。
そこでこれを記念して、こちらでは2回目となりますクロスレビューをやってみようと思います。

前回に続き、同じくcherry musicから発表されている、Yannick Daubyのアルバム「Fevrier」にコメントを寄せているzu-hauseさん。大変僭越ながら俺obh。
そして山口さんとレーベルtwolinesを運営し、2人による音楽ユニットであるhuvaでも活躍されている浦裕幸さんからも特別寄稿頂いております。
どうぞご覧下さい。



やまがつくった「郊外」

中学生のときからやま、そう呼んでいる。

独特の間と虚無とは無縁のある種ポジティブな暗さ、
常に自分と対峙し、何をやろうと断固肯定し続ける覚悟。

「郊外」は、そんなやまの内面がたくさん詰まったCDだ。

        • 浦 裕幸 (TWOLINESゼネラルマネージャー兼ベストフレンド)

山口晋似郎さんのニューアルバム「郊外」
言葉で表すのがとても難しいです。
聞く、と言うだけにとどまらない、触覚を喚起させられる音楽。
いや、一口に音楽って言っちゃうのも若干抵抗があります。

ヘッドフォンで聞いていると、体内にその音が物理的に沁み込んで来て、充填されているかのような気がします。
CDプレイヤーだったら?その音が鳴っている空間が浸水してるかのように、山口さんの作り出す音で満たされていきます。それこそ隅々まで。満タンです。
それは水の中に居るのに、肺の中がその水で満たされているのに、なぜか呼吸ができているような、そんな感覚。
そういえばエヴァンゲリオンコクピット内がそんな感じで表現されていましたか。

そしてその音は粘度が変わるように急に変化します。
聞いているのだから鼓膜には感度が伝わっているけど、肌や体内にまで何やら触感が生まれているような気がするのです。圧力だとか、引力だとか、いろいろ。
そんな摩訶不思議な感覚は、とても刺激的なものだけれど、不思議と静謐な質感が保たれていて、そこに山口さんの人柄が透けて見える気もするのです。

ああ。やっぱり言葉にするのが難しい。
でも未知なる物事に出会った時ってのは、そうなってしまうものなんだろう。きっと。

        • obh

山形を拠点にマイペース(なのが少々寂しい)な活動を続けるcherry music。
まだ10枚にも満たないカタログ数ではあるが、既に地にしっかりと足の着いた姿勢と匂いを存分に伺わせ、「フィールドレコーディング」をベースに良質な作品を送り出している。
そんなcherry musicが新たに提示すると同時に、フィールドレコーディングという概念に縛られない形でリリースされた山口晋似郎による、「郊外」と冠されたこの作品に触れてみる。
そこに現出する風景のギャップと合致とが交互に入り乱れ、なんとも不思議な足跡を残してくれる。
微細に響き渡る素っ気ない微ノイズの連続性からは、彼の真骨頂(?)が伺える。
例えば一曲目の提示の成され方は、自分の予想の範疇を軽々と凌駕し、レーベルの新機軸を高らかに宣言していると思うのと同時に、「らしさ」も違った角度からではあるが、否応にも感じ取れる瞬間にも度々遭遇出来た。
ハードコアと静謐な側面の、ある種の紙一重さを内包した、素晴らしい作品である。

以上になります。

また最近リニューアルされたばかりのcherry musicのsite上でもアルバム紹介のテキスト、並びに山口さんとバンド'Hello'でも御一緒されている川口貴大さん(彼も本当に素晴らしいアーティストです)からのコメントも記載されています。
ぜひチェックしてみて下さい。



山口晋似郎/「郊外」 cherry-004
定価:¥2,100(税込価格)



山口晋似郎
1983年12月30日生まれ。楽器と非楽器の演奏、作曲をする。手法にはこだわらず、 流れる時間に点を置いたり線を引いたりする「間隔」を大切にしている。 過去にはASAMO名義でいくつかの電子音楽作品を発表。 ソロ以外では川口貴大とのバンド“Hello”や浦裕幸とのグループ“HUVA”、 タブラとエレクトロニクスのトリオ“Tebla”等で活動をする。

泡5終了

our_bubble_hour2008-10-24


10/15(wed)千駄ヶ谷はloop-line cafeにて開催いたしましたOur Bubble Hour.
まずは御来場下さったみなさん。本当にありがとうございました。
皆さんのおかげでとても良い空間が出来上がったと思っています。

今回のライヴアクトは今ままでになく振れ幅の大きい好対照な二組であったと感じています。



1組目の山口晋似郎さんは一台のオーディオミキサーと三つのグラス、そしてそれを弾く一本の弦を用いた演奏でした。
スピーカーはなんと補助的に置いてあるミニスピーカーのみを使用。
ミキサーから、そしてグラスを奏でたフィードバック音のみで輪郭のハッキリした濃密な音像を立ち上げてくれました。
ちょっと上手に表現ができないのですが、お店の中の空間の隅々まで山口さんの生み出した「音」で満たされていて、まるで呼吸するとその音が肺の中にまで入ってくるかのようなそんな錯覚を感じるようでした。
本当に素晴らしく、未知なる音楽を体感できるひと時でした。



千葉広樹×ZHA VEHNOMのライヴは薄明かりの中行われました。
堆く積まれた機材、太く異様な存在感のコントラバス、直立不動でサンプラーを操る長身の男。
その姿が暗がりの中で物凄い存在感を醸し出していました。めちゃくちゃカッコ良い。
固い音色のドラムブレイクスにシャープでエレガントなベースラインが絡みつき、それを一歩踏み外すと制御不可能になりそうな雰囲気のダブミックスで飛ばしまくる、硬派なライヴでした。
演奏が終わった後、カッコ良かったと一言伝えた時のニカッとした不敵な笑顔がその音と相まって印象的でした。
いわゆる踊れるだとか、ノリが良いと一口では到底括れないビートがそこで鳴り響いていました。




偶然にもDJ陣も2組でした。
zu-hauseさんは真骨頂である、フィールドレコーディングとドローンを織り交ぜつつ、おそらく初めてであろうビートのある曲をも叩き込んでくれました。
彼の選ぶ曲はいつも新鮮な驚きに満ちています。
runさんは終盤の展開が本当に素晴らしかった!
いつも2〜3曲をミックスしながら独自のプレイを展開していますが、今回はアコギの旋律を主軸として実に叙情的かつドラマティックな空気を作り出していました。
ホント毎回毎回違った引き出しを開けてくれてます。一体いくつあるんだろうってくらいに。

手前味噌ではありますがこうして振り返ってみると、あの日のloop-lineは本当に様々な、荒唐無稽なくらいに様々な音が飛び交っていたなあと思います。
期せずして立ち上がった振れ幅が実は今回の泡の肝だったのかも知れません。

最後繰り返しになりますが、御来場頂いたみなさんに心から感謝いたします。
次回の準備も始まっています。またお会いできる日を楽しみに。

Our Bubble Hour vol.5

our_bubble_hour2008-10-15


2008.10.15 (wed)
@loop-line (http://www.loop-line.jp/)

OPEN&START 18:00
door 1,000yen (+1d)


LIVE:



千葉広樹(magicbook record/telemetry)×ZHA VHENOM
http://www.geocities.jp/tipakun/




山口晋似郎(twoline/cherry music)
http://www.myspace.com/asamo
http://www.two-lines.org/



DJ's:
run
zu-hause


* 毎回恒例、先着順に特製コンピレーションCDをプレゼントいたします。

@loop-line
渋谷区千駄ヶ谷1-21-6 第3越智会計ビル B1
Daisan Ochi BLD B1 1-21-6 Sendagaya Sibuya-ku
TEL: 03-5411-1312